からだ

喘息ってね。


みなさん今日はいかがお過ごしでしたか?
今日は台風少し25号が遠くで発生しているせいか少し息苦しい感じがしましたね。
調子が悪いときはむりは禁物ですよ!


喘息って基本的に完治しないものって言われているけど、専門医と協力すれば発作を予防して、喘息でない人と同じように日常生活を送ることが出来るんだよ!
・喘息ってツライです。
なんの病気でも罹ったらツライよね…
ここでは、喘息ってどんな感じでツライの?って疑問を解消したい。
喘息は見た目からは分かりにくい病気だから厄介。
私は過去に2回喘息で入院している。
1回目の入院時は息苦しさがいつもと異なり、マンションのエントランスまで歩くのがやっと。
タクシーで救急外来で行った時には、問診票の記入が辛く、記入台に身体を預けて書いていました。
その際は、血中酸素濃度を測って即入院決定でしたから。
2回目は、一度目の経験があったので、これは悪くなるな…緊急発作薬を規定量吸っても全然快方に向かわない。
かかりつけの主治医に見てもらって状況をつたえると、入院治療しようと、その場で入院が決定しました。
当時は営業マンでしたので、お客様と対峙することも多く、体調がすぐれないときは先方から心配される始末です。
息が続かないので、まるで自分だけ高地で話しているみたいに、会話が途切れ途切れに。
何とか商談を終えて帰社する際も、通常の速さではとても歩けず、牛歩戦術(国会で使うやつ)のようにゆっくりゆっくりとしか歩けないのです。
人の目を気にする余裕などありませんから。
見た目では分からないために、なかなか理解されることは難しいです。
特に喘息患者は通常の生活を送りたいとの願望、喘息に負けたくないとの思いがあるので、かなり我慢してしまいます。
これは大きな間違いです。
今でも年間2000人の人が喘息で亡くなっているのです。
辛いときは、ちゃんと休む。
自分の身は自分で守らないといけません。
喘息患者は小児時代に経験した人も含めると相当数いますから、隠さずに自分はそうなんだと主張しましょうね。
理解者は多いですよ。
少し、脱線しましたが、喘息を患っていない人、喘息だけど大きな発作を経験していない人に少しでも有事の大変さをご理解いただけたら幸いです。
冒頭に記載しましたが、喘息の基本治療は予防です。
自分に合う治療法を見つけることで、ほかの人と変わらない生活を送ることが出来ます。
今、喘息で的確な治療法が見つかっていないあなたのにも、きっと相性のよい治療法があるはずです。